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ジビエブームのきっかけは、長野県の衛生ガイドライン

最近ではすっかり話題のジビエですが、このジビエブームのきっかけは、長野県の取り組みが大きいです。
また、ジビエの肉がヘルシーであることや、料理法も工夫されているのも、ブームを後押ししています。

長野県の農家にとっては、かねてから農作物のニホンジカによる食害が悩みの種でした。
長野県内での平成24年度におけるこうした農林業被害は10数億円にも達し、そのうちの4割前後が、鹿による被害でした。
こうした背景もあり、鹿の生息密度を制御しながらの駆除が行われてきています。捕獲された鹿が食肉として利用されることは少なかったのですが、鹿も自然の恵みであるという考え方から、食肉のジビエとして有効活用しようという活動が盛んになりました。

害獣のジビエ利用を広く展開するための壁となっていたのは、衛生管理です。
衛生管理面での不安が、ジビエの流通の障害だったのです。

ジビエは野生の肉ですので、「猟師さんにとってのガイドライン」、「獣肉処理施設にとってのガイドライン」、「飲食店にとってのガイドライン」がなければなりません。

長野県は、平成19年に「信州ジビエ衛生管理ガイドライン」、「信州ジビエ衛生マニュアル」を策定することで、衛生的で安全性の高いジビエを提供できるように努力しました。

安心安全のための取り組みが、ジビエのブームには不可欠だったのです。

      2016/05/31

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